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ドラマ記 ネタバレしかない

好きなことを好きって言って心を生かそう(お耳に合いましたら。見た)

 

ともだちにおすすめされてアマゾンプライムで見た「お耳に合いましたら。」、めちゃ良かった……

まずこのドラマを見る前に映画「サマーフィルムにのって」を見て最高の気持ちになり、ほんとよかった、ほんとよかったと感動を伝えてたらこのドラマをおすすめされました。

というのも、主演女優さんがどちらも伊藤万理華さんなんですね!ほんとに大好きになった。

 

お耳に合いましたら。は、漬物会社でマーケティングをやってる美園がラジオで「好きなことを好きって言わないと心が死ぬんです」って聞いたのをきっかけに、同僚のありさにもすすめられてポッドキャストを始めて、好きなものや自分のことを話しながら色んなことに気づいたり成長していくっていうおはなしでした。

 

美園の好きなものってなにかというとチェンメシ(チェーン店のご飯)です。あとラジオ自体もかな。

とにかくポッドキャストでチェンメシのすばらしさをバシバシ語るの。それが本当に気持ちよくて……

 

松屋からはじまって、王将、ジョナサン、銀だこ、ドトール、などなど、絶対みんな食べたことあるような、美園に言わせてみれば「どこの街にもある、決して特別ではない、でも欲さずにはいられない」チェーン店のご飯たち。

 

わたしは実家を出てから「ちゃんとスーパーで買い物して自炊しないと自炊しないと」と思っていて、でもやっぱりそれが難しい日もあって、そういう時に食べるのがチェンメシで。

だからここ数年はチェンメシ食べる時って「あーあ、ごはん作れなかったなー」という気持ちのことがほとんどだったんだけど、いやいやほんともったいなかった!もっとチェンメシ楽しめばよかったじゃん!と思わせてくれた。なみだ

 

美園がポッドキャストをはじめるにあたってまずそもそもそれをすすめた同僚のありさと、音響機器周りを揃える手伝いをしてくれた後輩の佐々木くん。

このチームお耳がかわいらしくて……

 

まずありさは美園と全然タイプがちがうんだけどす〜ごくなかよし。

この、会社で出会う自分と正反対のキャラクターの同僚と超なかよくなる的なアレがわたしは大好きです!あと美園がありさのこと「親友なんです!」って言い切る感じも恥ずかしくて大好き!

歳を重ねるごとに自分の周りってタイプの似た人とか趣味の重なる人たちばかりになっていくけど、バイトとか仕事場で出会う人って小学校中学校みたいに色んな人がいて楽しいよな〜。

 

佐々木くんは、とにかく素直でかわいい。佐々木くんの素直さが美園やありさのほんとの気持ちを引き出すスイッチになったりしてた気がするな〜。

佐々木くんの素直さとは、感動した時に感動した、すばらしかったらすばらしかったと、好きなものを好きだと、恥ずかしがらずに言えるところで、これほんとに大事なことだよねえ。これを言えなくなると心が死ぬと、そういう話だったよね。

 

いや〜一番好きなのは8話でした!

大好きな臼田あさ美ちゃんが出てたというのもあるし、「らっきょう子ちゃん存続を求めます!」って仕事のことであんなにがんばれるって超羨ましいって思っちゃった。結果も出しててさ!

会社で今まで話したこともほとんどなかった人と話して、一緒に銀だこ食べて、甘酸っぱい話を共有しちゃったりもして。

臼田あさ美ちゃんのダサメガネ・ダサカーディガン姿最高でした。大好き!

ドラマすすめてくれた友達と銀だこ食べる約束した。

 

そしてね、各回にラジオレジェンドたちがチェーン店の店員として制服を着て登場するの!わたしはラジオそんなに詳しくないけど、これラジオ好きにはたまらない演出だったんじゃないかな?最後kiiさまが出てきたときはわたしもちょっとアツくなった。

 

氷川きよしといえば最近どんどんやりたいことを好きなようにやってるように見えるけど、演歌を歌っていた時のファンがほとんど離れてないという話をどこかでみかけて感激した。

「好きなようにやればいい。私たちはついて行くだけ。」だそう。ファンもカッコいいのかよ。

 

お話は全部もちろんよかったんだけど、なによりエンディングが最高だった。忘れてしまいがちだけど伊藤万理華さんは元アイドルなんだよ……そのすてきなダンスをわたしはまだ見続けていたいです!全部で12話あったけど、オープニングもエンディングも一度もスキップしませんでした。エンディングたぶん今後も何度も見ると思う。わたしも踊りた〜い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋はタイミング(力の強い女 ト・ボンスン 19話までみた)

ちっちゃいけど先祖代々続く先天的な怪力を持つ女の子(ト・ボンスン)が繰り広げるテンポのいいラブコメ。(全部で31話あるからとりあえず19話までみて書いてる)

タイプが違う男の子がふたり出てきて三角関係になるのが超王道でよかった〜〜

かなり恐ろしい連続暴行/連れ去り事件を中心に展開していくのがな……ほんとに怖かったな……。ボンスンは怪力だから襲われる心配なかったけどめちゃめちゃ怖かった。

でもとにかくボンスンがかわいい。こんなにかわいくて健気な片想いある???強くてキュートで健気でちょっとアホで、ヒロインど真ん中。あとやなことされたらちゃんと仕返しするのもいい。

 

ボンスンがずっと片想いしてる相手のグクドゥはわたしは全然タイプじゃなかったけど、ミンヒョクはかなり好きだった…(みんな好きになると思う)好きな女の子にちょっかい出しちゃう小学生みたいでかわいいし、ボンスンをかわいいと思い始めてからの大事に大事にしてるかんじがたまらなかった…

韓国ドラマに出てくる男の子はまじで好きな子にあまあまだよな〜。恥ずかしくてみてられないってひとも時々いるけど、わたしはあまあまで大いに結構!ありがとう!と思いながらみてます。なんなの?あの目はさー。あの目はすごいよ。わたしも見習いたい。わたしも愛する人や物をみるときはあま〜く優し〜くしたいです。

はー

ボンスンは学生時代からず〜〜〜っとグクドゥに片想いしてて、グクドゥは彼女がいてそれもわかってるから横入りしようとかも思ってないけど、会うとその度に目がきゅるきゅるになっちゃう。ケータイの登録は「すてきなグクドゥ♡」だし…。

 

グクドゥはボンスンの好意に気づいていながら知らんぷりを続けて、彼女に「ほかに好きな人ができた」と言われるまで自分の心の中にボンスンがいたことに気づきもしなかった。

彼女にほかに好きな人がいるから別れようっていわれてからボンスン好きなことに気づいて、わざわざそのあと彼女を呼び出して「不安にさせてごめん、自分でも最近気づいたけどずっとほかに大事な子が居たんだ」って言うシーンマジ最悪だったな。わざわざ呼び出して言う必要ある?誠意みたいなものなのかなー。彼女が怒らなくてよかったね。

 

比べてミンヒョクは、ボンスンの片想いを知りながら最初はどうしようもないな〜と思ってるんだけど、健気なボンスンを見てたらだんだん可愛く思えてきちゃうのね。ボンスンをヤクザから守って刺された時に自分でも気持ちを確信して、そんな片思いやめろよって言うわけ…………いいな…………

グクドゥが実はボンスンのことを大事に思ってることに(グクドゥ本人より先に)気づいて、先を越されないように、でもボンスンをできるだけ困らせないようにアプローチする。かわいいんだよな〜ほんとに。

 

恋はタイミングなの!!(これ座右の銘)

ボンスンがミンヒョクを選んだのはもうタイミングでしかない。ミンヒョクはタイミング選びのプロです。

 

年月は関係ないんだな〜。出会って少ししか経ってないから何年も何年もあっため続けた気持ちに敵わないなんてことは絶対ない、、ヒジがボンギに惹かれたのだってそう。恋人がいるからとか関係ない。

 

もちろん浮気は絶対ダメだけど、恋人だからってあぐらをかいちゃうのはダメだよね。「愛してるとか好きだよとか、言わなくてもわかる」とか「もう長い付き合いだしわかってくれる/許してくれる」とか全然ない!何年も何年もしてた片想いがスパっと終わることもあるし。付き合ってたっておなじだよね。

 

もう遅いかなと思いながらボンスンにちゃんと気持ちを伝えようとしたグクドゥもすてきだったよ。でも、ここぞというタイミングで決めたミンヒョクがいちばんすてきでした。

 

そうめんを食べながら「付き合ってもいないのにどうして?」って言うシーンがよかった。ボンスンが可愛くてしょうがないよ……わたしも強くなりたい、、。

とにかくボンスンとミンヒョクがくっついたのが嬉しくて書いちゃったけど、事件は全然解決してないし、このふたりがすんなりうまく行くとは思えない…。ちかくにグクドゥはずっといるし。

ボンスンが自分の力とどう付き合っていくのか、それをミンヒョクはどう見守るのかたのしみ。ミンヒョク世話焼きだし難しそうだなー。

20話以降は、平凡に暮らしたい・普通に恋愛したいボンスンと、どんなに普通と違ったって愛してるボンスンに危険な目にあってほしくない・そばにいてほしいミンヒョクのジレンマが描かれながら、事件解決に向けてグングン行く予感。ちゃんと捕まえてよね!!!

 

のこり12話

 

 

愛してるって毎日言う (恋するアプリ Love Alarm S1,2)

心を同期して好きな人のアラームを鳴らせる/自分のことを好きな人にアラームを鳴らされるアプリの存在が当たり前になった世界の話。ラブが唐突でかなりよかったです。

好きな人に自分のアラームを鳴らしてもらえたらそれはそれはロマンティックだろうな。

 

だけど、アラームが鳴ってるから私のこと好きなんでしょ!とか、鳴ってないから好きじゃないんでしょ!とか、アラームが当たり前になったら絶対に決めつけてしまう。

アラームが鳴ったから恋人になって、アラームが鳴らなくなったから別れる。どんどん自分の心も相手の心も観察をしなくなっていくのかな。

ジョジョとヘヨン、ソノとユクチョは、それぞれ片方がアラームを鳴らさない中でお付き合いをしていて、ジョジョもソノも、相手のアラームを鳴らせない不安感を持ちつつアラーム以外での愛情表現を模索してた。

 

アラームで気持ちを伝えるのが当たり前の世界で、アラームが鳴らないけどあなたのことを好きなんだよと伝え続けるのはたぶんすごい努力と精神力がいる。

ヘヨンとユクチョも、相手の気持ちを信じる根気がすごい。いつか鳴らしてくれるだろうってね。

 

相手の気持ちはそもそもわからないはずのものだけど、やっぱり自分の心の動きに鈍感になってしまうのはかなしい。もしかして好きかも…!って思うことがなくなるってことだもんね。

ジョジョとソノみたいに、アラームは鳴らないけどわたしはこの人のことを好きなはずだって強く思えたらすてきだよね。

 

好きな気持ち、バレたくないのにアラームが鳴ってしまうことだってそれは恐ろしいけれど、いちばん恐ろしいのは大好きだった人のアラームを鳴らせなくなったときだろうな。好きな人にアラームを鳴らしてもらえなくなるのも寂しいだろうけど。

 

どうして一度好きになった人のことを好きじゃなくなってしまうんだろう?時間がそうさせるのかな…

好きなところが見えなくなってきて、嫌なところがどんどん気になってくるんだよね。よくある話だね。

aikoアンドロメダで、交差点に君が立っていてももう見つけられないかもしれないって言ってたみたいに。

昔は誰よりはやく見つけてたよ、どんなにたくさんの人が流れ込んでくる改札前だって、ハチ公前だって、すぐに見つけてたよ。ってね。そういうことはあるんだろうな。わたしにもありました。

でもなー、アラームがあったら相手を探すどころか、10メートル以内にいたら鳴っちゃうんだもんな。ロマンティックなのかどうなのかわからなくなってきましたね。

 

ジョジョが盾を使わなければヘヨンのことを好きにならなかったかもしれない(ソノへの気持ちが消えなかったかもしれない)、というように、アラームで日々確認しあっていることで保たれる気持ちというのがあるんだろうな。やっぱりうれしいもん。

よく「最後に愛してるって言われたのいつだっけ?」みたいなセリフあるけど、それがないんだもんね。10メートル以内に踏み込んだら、自動的に相手が自分をどう思ってるか確認しあえる。好きだよって、1日に何度もね。いいね。

 

愛してるって毎日言おうって思いました。愛してるよって、好きだよってたくさん言おう!